高スペックは誰が為に?
混沌と平和の狭間からこんにちは。
ジョアンです。
ムーアの法則というものがあります。
簡単に言うと「技術は1年半後に倍になるよ!」
ってことです。
サイズが半分になったり、スペックが高くなったりするわけですね~
(トランジスタの話なので、厳密にはちょっと違うけど…)
しか~し、私たちの生活は、
1年半後には倍の便利さになっているでしょうか?
便利さを基準化することは困難ですが、
例えば携帯やPCが大きさ半分になったり、
持ちが倍になったりしたでしょうか?
お使いのPCが数年前のPCより、2倍も5倍も早くなったことを体感しているでしょうか?
してないですね~なぜでしょう?
「いや、している!そもそもトランジスタの話題を生活に拡張するのは…」
異論がある方は、ここで読むのをお辞めいただいて結構です。
ずっとこんな口調で展開されますから疲れちゃいますよね。
お疲れ様でした。
さて…残った皆様、
思考が深いけれども、陰鬱なみなさまこんにちは!
なぜ、生活は1年半で倍に便利にならないのでしょう?
私はこう考えます。
便利さよりコストパフォーマンスが優先されやすい
つまり1年半前と同じものを作ろうとして、
半分の時間で作ろうとする、
生産者側の事情があるのだと思います。
便利だけど一昔前なら重くて使い物にならなかったコンピュータ言語、
これがサクサク動くようになって、
恩恵を受けられるのは、顧客でしょうか?
違いますよね~
楽できているのは生産者です。
だから、いくら高スペックなPCや携帯を購入したところで、
ソフトの生産が簡単になるというだけで、
利用する時には能力大して差がないわけですね。
スペックはあるには越したことがないですが、
なくてもなんとかなるものです。
楽をできない人は工夫します。
逆に工夫できないから、楽をするのです。
要は、
あんまり広告を鵜呑みにしても、
生産者の利益にしかならないぞ!
ってことを言いたかったのです。